【新唐人2015年2月4日】ドキュメンタリー映画「フリーチャイナ/信じる勇気」など、法輪功迫害に関する真相は、様々なルートを通じて世界へ伝わり、人々に衝撃を与えています。一方、中国大陸の市民もついに沈黙を破りました。河北省では、1万人が中共による臓器狩りの調査と責任追及を求めて、署名をしました。
明慧ネットが1月31日に報道したところによると、2014年、河北省の張家口(ちょうかこう)市では、1万846人の市民が拇印入りの署名で、法輪功学習者に対する臓器狩りを調査し、江沢民、曽慶紅(そう けいこう)、周永康、薄熙来(はく きらい)などの責任を追及するよう求めました。
「フリーチャイナ」主役 曽錚
「非常に意義があります。大陸は中共の大本営で、長年 法輪功が弾圧され、真相が隠されていました。市民は真実を知らず、また中共による各種圧力もあり、弾圧反対の声は上がりませんでした。しかし今1万人以上の市民が拇印入りの署名で調査を求めました。中共の真相隠蔽政策は完全に失敗に終わったのです」
中共による臓器狩りは、2006年に摘出に関わった医者の家族によって初めて暴露されました。複数の第三者の調査員によって事実が確認されると、国際社会に激震が走りました。
2012年、3万人以上の市民がホワイトハウスのオンライン請願サイト「we the people」で、アメリカ政府に対し、臓器狩り調査の内容を公開するよう求めました。
2013年、53の国や地域の約150万人の市民が署名で臓器狩りに反対し、その署名用紙が国連に手渡されました。
また欧州議会、カナダ政府、アメリカ議会はそれぞれ、中共の臓器狩り停止を求め、声を上げました。
法輪功迫害追跡調査国際組織 汪志遠さん
「法輪功迫害、特に臓器狩りは真相が次々と明かされており、中共も隠しきれなくなりました」
法輪大法情報センター 張而平さん
「中国は今 転換しつつあります。臓器狩りを含めて法輪功迫害は全員が良心を試されています。歴史の転換点に正義の側か、その逆につくのか問われているのです」
2012年、3万人以上の市民がホワイトハウスのサイトで陳情したことを受け、アメリカ政府は1月30日、違法で倫理に反する臓器摘出に反対するほか、中共政府の法輪功への対処を注意深く見ていくと述べました。
真相が明らかになるにつれ、中共に対する圧力が中国内外で高まっています。江沢民一派が始めた臓器狩り問題は、中共も避けられなくなりました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/02/03/a1174233.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)